タイに長期滞在する方法
タイに長期滞在する方法
タイに長期滞在するために最も重要なビザについて解説します。
タイのビザ
タイのビザを申請するのはタイ国大使館か領事館です。
大使館・領事館にはアポをとってから出向いてください。
ビザの種類には目的によって大きく分けて、観光、ビジネス、教育、などがあります。また、50歳以上の退職者にはリタイアメントビザというものもございます。
観光ビザ
タイで仕事をしない、学校にも通わない、50歳未満である、となるとこのビザとなります。
ビザの期限は60日、種別はシングルビザです。マルチプルはほとんど発給されません。
シングルビザは期限内であっても一旦出国するとビザは無効になります。(利エントリーパーミットを取得すればその限りではありません)
このビザの場合大国内で30日延長の手続きをすることができ、通算で90日滞在できます。
もっと住み続けたい場合は、一旦帰国して再度ビザを取り直さなければいけません。
ビジネスビザ
タイで就労する場合のビザはこちらです。
ビザ期限は90日未満。シングルです。
このビザで重要なのは就職予定の会社からの招聘状が必要なことです。
つまり、タイに行って就職先を探す場合はこのビザは申請できません。
教育ビザ
タイの学校で勉強する場合、または教育者として教える場合はこのビザとなります。
期限は90日のシングル。
学校からの入学許可証、または招聘状の原本と提出しなければいけません。
リタイアメントビザ
50歳以上の退職者、年金生活者のためのビザです。
申請の条件が厳しく、面接があり、多数の申請書類が必要です。
ちなみに年金は月額65,000バーツ以上を受給している条件もついています。
申請の条件
いずれの場合にもパスポートの残存期間は6ヶ月以上必要です。
また、申請書類はビザの種類によって異なりますが、いずれの場合にも種類が多いので見落としなく揃えることが重要です。
また、場合によっては書類を英文、またはタイ語に翻訳を求められる場合があります。その場合は、翻訳をしたのちに公証人の証明をもらい、タイ国大使館の認証をもらう必要があります。
もう一つの大使館では扱っていないビザ
大使館では扱っていない特別なビザがあります。
それがタイランドエリートビザです。
タイの長期滞在プログラム、タイランドエリートのメンバーだけのために法律で定められてビザで、他のビザとは大きく大きく異なる長期滞在に適したビザです。
ビザの期限は5年
5年という長期に渡るビザなので、ビザ申請のために何度も大使館に通う必要はありません。
マルチプルエントリービザ
マルチプルエントリービザなので、年間何度でも入出国が可能です。
リエントリーパーミットは不要です。
毎回1年間の滞在
入国のたびに入国審査官から1年間の滞在許可がでます。
通常60日や90日ごとに国外に出なければいけないのに比べて大きな特徴です。
1年後にタイ国外に出られない状況の場合は、滞在延長の手続きも可能です。
申請は電話一本
タイランドエリートメンバーは入会時に入国管理局の審査を経ているので、ビザを受け取りたい場合は、メンバーコンタクトセンターに電話、またはメールをするだけです。もちろん無料です。
その他の特徴
タイランドエリートメンバーの場合は長期滞在や頻繁な往復に適した各種の特典もございます。
- 入出国時の国際空港VIP待遇とリムジン送迎
- 90日レポートの代行
- 銀行口座の開設
- 運転免許証の書き換え